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メキシコ湾の原油流出 [日記]

メキシコ湾の原油流出事故から、何日も経ちますが・・・・。
現在進行中の手立ては、新たに2本ボーリングして、そこから原油を抜き、
噴出圧力を下げて、現在流出してるところをふさぐ方法だそうです。
しかし、1500mもの海底なので、その2本を掘り終えるのが、8月に入ってしまうそうで、
それまでは、止める手立てがないそうです。
もうその方法しかないというのが、現在携わるプロフェッショナル達の回答らしいです。
にしても、それまで、被害がどんどん拡大していくので、
「誰かいいアイデアありませんか?」とホームページで奇抜なアイデアを募集中だそうです。
シュミレーションでは、7月半ばまでに止まらないと、海に広がった原油がメキシコ湾を出て、
とんでもなく大規模な影響を与えるそうです。現在ですら、大規模ですが。

現在の1日あたりの原油流出料は、日本の消費量に換算すると、15万人の1日分だそうです。
この数値が明らかになったのは、3回目か4回目に行った作戦で、噴出原油の吸い上げに
成功したからだそうで、成功かと思いきや、予想以上の噴出量で半分程度しか吸い上げる事が
出来てない事がわかったから、吸い上げ量から計算できたらしい。
ちなみに、最初の吸い上げ作戦では海水ごと原油全部を吸い上げようとしましたが、
深海の高圧力と低温で、海水と混ざった原油がゼリー状になり、パイプ内で固まって、
吸えなくて、失敗。

事故があったのは、原油が出るかどうかの試し掘りだったそうです。
原油が出る確率は、100本ボーリングして1本程度。
そして、生産に見合う量がでるのは、10本原油が出たうちの、3本だそうです。
1本ボーリングするのにも莫大な費用がかかるのに、この確率で採算が合うので、
この1本を確保できなかっただけで、大打撃らしい。
試し堀りで、原油が出るときは、その前にガスが噴出すそうで、その量も想定外に大量で、
排出装置だけでは出きらず、海上施設に噴出して、引火して爆発事故になったそうです。

想定外という理由ばかりの、ほんとに腹立たしい事故。

海上に流れた重油は、長~い時間はかかるけど、バクテリアが分解してくれるんだそうです。
ところが、陸に打ち上げられた重油は、不純物と混じりあったものなので、人手で除去する以外の方法は、今のところ無いとのこと。。。。

ああ、まだこれから、被害が拡大していく、、何か手立てはないのか。。


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